優秀氏子青年会

(三重県)

  平成十七年八月六日、第四十三回全国氏子青年協議会定期大会におきまして、優秀氏子青年会として表彰の栄に浴しました事、感謝申し上げますとともに、発足間もない私共に取りましては、大きな喜びで有りました。

  ここで私共が所属します。田守神社について紹介したいと存じます。田守神社は、俳聖松尾芭蕉の生誕の地、三重県伊賀市の南西部、古山地区にあります。古山地区は人口千人弱の小さな地区ですが、当神社の秋季大祭は、ちょっと自慢できるお祭りです。お祭りに参加する人々は、全員裃を着用し、お旅所練り歩きます。次の自慢は、当日神輿を担ぐ人が、全員六十歳以上の老人であるということです。普通は勢いのある若者が威勢良く担ぐのが『神輿』ですが、当社の神輿はよろよろよろけるのが、『自慢の神輿』です。

  最後の自慢は、獅子神楽の奉納に有ります。古山地区内の七区が毎年順番に神楽を奉納します。各区には、獅子保存会が結成され、大祭の三ヶ月前から連日連夜神楽の練習に明け暮れし、当日を迎えます。過酷な練習(?)も自慢の一つといえるかも知れません。
 

  さて、当青年会の活動について、紹介いたします。
  三十代半ばから、五十五歳の会員で構成されています。大半が、古山に生まれ、古山小学校に通っており、仲間意識はどの会の方々より強いと自負しています。また、上下関係といった付き合い方で無く、友達付き合いに似た『仲間意識』で団結しています。

 母体である田守神社には、
 @年八回の例祭の幟立て
 A年末・年始のご奉仕
 B裏山下草刈りの奉仕作業

等のご奉仕を致しております。特に、年末・年始のご奉仕は、参拝者が暖を取れるように、一晩中焚き火を切らす事のないように配慮しご奉仕しております。
  しかし、ご奉仕と言いましても、『ご奉仕』と言った思いではなく、生まれ育ったお宮に集まり、『和気あいあい』で共通の時を共有しております。

  今回の受賞を機に、全員の更なる団結と、生まれ育った土地の氏神様をお守りして行きたいと考えています。

  最後に、全国の単位会におかれましては、益々のご発展を祈念いたしますとともに、当会へのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
                              
                                       会報『うじせい』bU3より

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